早稲田大学を拠点に活動する1949年から60年以上もの長い歴史を持つ繊維研究会が8/24千代田区の3331 Arts Chiyoda にてインスタレーション「記述された衣服」展を開催する。入場は無料となっており、アパレル関係者や服飾やデザインに関心のある学生を中心に多くの来客が見込まれている。ぜひこの機会に「ファッションにおける新たな場の創造」を理念とし、ファッションに対して真摯に向き合う繊維研究会の世界を堪能してはいかがだろうか。
インスタレーション詳細
8/24(日)
open12:00 close19:00
@ 3331 Arts Chiyoda(千代田区外神田6丁目11-14)
「記述された衣服」
〈衣服からことばへ、ことばから衣服へ〉
「衣服」がただ記述によってのみ表され、視覚的な像として捉えることができなくなった時、「衣服」はその同一性を保持することができるのだろうか。
そこでは「衣服そのもの」に到達することはできなくなり、〈ずれ〉が生じ、ことばによるイメージから別のイメージへの接続が行われてしまうのではないだろうか。
本展では、ことばと対象の間にある〈裂け目〉――そうした中で記述を行おうとすることで生じる〈ずれ〉を浮かび上がらせていく。